皆さん、本は読んでいますか?
よく親や先生、目上の方から「本をたくさん読みなさい」と言われた経験あると思います。
本を読めと言われても何を読んだらいいかわからない。良さそうな本はあるけどこれが自分に合っているかわからない。そんなことはありませんか?
ここでは私が読んだ本について、この本がどんな人向けのものか?どんなことが書いてあるか?読むことで何が分かるのか?に焦点を絞って紹介していきたいと思います。
この記事を読むことで、購入する前にその本が自分が求めている本なのか、読んだ方が良い本なのか判断の手助けになると思います。
是非最後まで読んでいただけると幸いです。
目次
今回の書籍
今回紹介する本はこちらです↓
タイトル:バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
著者:ジョージ・S・クレイソン
翻訳:大島 豊
今回はお金が題材となっている本です。
どんな人向け?
この本についてですが、以下の事柄に心当たりのある方向けだと思います。
- これから資産形成を始めようと思っている方。
- お金が中々貯まらない方。
- 借金を抱えており、中々返済ができていない方。
- 難しい専門書は無理でも、小説等の物語は読めるという方。
一言で言うと、お金を貯めたいと思っている方向けだと思います。ただし、この本では具体的な方法というよりは、考え方・心構えに関することがメインとなっているため、その点はご注意ください。
どんな内容?
古代メソポタミア地域における王国であったバビロンを舞台とした、お金に関する寓話が数話載せられています。物語調なので専門書や自己啓発本というよりは、小説を読むような感覚で読めます。難しい表現もほとんどありません。
お話は独立しているものや、共通の人物が登場している続き物もあったり様々です。共通しているのは「お金(富)」に関することであり、財産を築くための不滅の「原則」について書かれてあります。
原則はそのまま箇条書きとして紹介されているものや、物語の登場人物のセリフとして紹介されており、現代日本でも通用する事柄も多いため、これからの資産形成や貯蓄にも役立つ内容となっています。
読むことでどんなことが分かるのか?
お金を貯めるために必要な考え方や行動のヒントが分かります。この書籍が書かれたのは1920年代と約100年前なのですが、現代でも通用することばかりです。この本の中でも書かれていますが、お金を貯めるための「原則」は普遍的なものであるということを証明しているのかもしれません。
現時点で人並みに貯蓄ができている人からすれば、当たり前だと思われる事柄が多いかもしれません。しかし、貯蓄できていない人からすると、得られる事柄は多いと思います。この本を貯蓄のきっかけにしていただけたらと思います。
おまけ – この本で印象に残った言葉3選
「重力の原則」同様、これらの「原則」は普遍的であり、いつの時代、どこの国でも変わらない。これまでたくさんの人々が、この「原則」が真実であることを身をもって証明している。
「幸運の女神」は行動する人間にしか微笑まない。
仕事がきついのは気にするな。自分でいい家を建てているときのことを考えてみろ。柱が重いとか漆喰をこねる水を運んでくる井戸が遠いと文句を言うやつはいないだろう。