【書籍紹介】自分は自分、バカはバカ。他人に振り回されない一人勝ちメンタル術

皆さん、本は読んでいますか?

よく親や先生、目上の方から「本をたくさん読みなさい」と言われた経験あると思います。

本を読めと言われても何を読んだらいいかわからない。良さそうな本はあるけどこれが自分に合っているかわからない。そんなことはありませんか?

ここでは私が読んだ本について、この本がどんな人向けのものか?どんなことが書いてあるか?読むことで何が分かるのか?に焦点を絞って紹介していきたいと思います。

この記事を読むことで、購入する前にその本が自分が求めている本なのか、読んだ方が良い本なのか判断の手助けになると思います。

是非最後まで読んでいただけると幸いです。

目次

今回の書籍

今回紹介する本はこちらです↓

タイトル:自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術

著者:ひろゆき(西村博之)

 

「2ちゃんねる」の開設者で有名なひろゆきさんの著書です。

どんな人向け?

この本についてですが、以下の事柄に心当たりのある方向けだと思います。

  • 職場の「苦手な人」に対して心を痛めている人
  • 「苦手な人」のせいでストレスを感じている人
  • 上司と折り合いが悪い人
  • 他人の目やどう思われているかが気になって仕方がない人

ひとことで言ってしまうと、職場の人間関係で悩んでいる人とも言えます。

因みに私は全部当てはまりました(笑)

どんな内容?

職場の苦手な人(著書の中では他人を攻撃する迷惑な人と表現されています)に対する対応の仕方について、心の持ち方や実際の行動のとり方、距離の取り方などが書かれてあります。

また、年功序列の崩れ始めている現在の会社での個人の立ち回り方についても言及しています。

所感ですが、話の内容はわかりやすく、実際にできるかは置いておきますが、実践的な方法が書かれてあります。ページ数もさほど多くなく割と短時間(3~4時間)で読める内容です。

また一つのテーマの終わりごとに、要点をまとめてあるので、大事な部分を見返しやすくとても親切なつくりになっています。個人的にはここがお気に入りポイントでした。

読むことでどんなことが分かるのか?

人間関係で悩んでいる人の心が軽くなるきっかけをつかむことができると思います。この本を読んだらすぐに実践できるとは思いませんが、少なくとも「こういう行動をとったら解決できるかもしれない」「これからこんな心持ちで会社で生活していけばいいんだ」というようなヒントみたいなものを得ることができると思います。

もちろんこの本に書いてあること全てに共感できるとは思いません。私も一部「これはちょっと・・・」という部分はありました。ただ、何処かしら共感できる部分はあると思います。先にも述べましたが、わかりやすい文章で書いてあるので、普段本を読まない方にもお勧めできる本だと思います。

おまけ – この本で印象に残った言葉

「見下す」というのは、表現を変えれば「人間観察モード」とも言えます。自分と相手との間にはっきりと線引きすると、相手に危害を加えられたときに生じるイヤな感情に振り回されることもなくなります。

人間って普通、相手に攻撃されると後ろに下がってしまいます。後ろに下がると、攻撃側はさらに殴る蹴るを加えてくる。だけど、攻撃された人が一歩前に出ると、攻撃側は思わずひるんでしまうというわけです。

この国も、この国の産業も、これから低迷していくのは残念ながら避けられません。でも、日本社会の状況にぜんぜん左右されず、無風状態で気分よく過ごせる個人には誰でもなることができます。だって、国の幸福と、個人の幸福とはまったく無関係なんですから。