【書籍】いらない保険

こんにちは、アスピンです。今日は書籍の紹介2冊目です。

今回の書籍はこちらです↓

いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」  著者:後田了 永田宏

 

この本の内容
  • 民間の保険はなぜ不要なのか
    • がん保険、介護保険、貯蓄・運用目的の保険(個人年金保険、学資保険、終身保険、変額保険、外貨建て保険)
  • 検討に値する民間の保険について
  • これから突入する人生100年時代について
こんな人におすすめ
  • 上記民間の保険にすでに加入している、あるいは加入を検討している方
  • 自分の入っている保険の全容を理解せずに加入した方
  • 毎月の保険料の支払いが苦しいと感じている方

 

今回は保険に関する書籍ですね。私も含めてなじみの深い保険ですが、その中身を理解した上で加入している方は少ないのではないでしょうか。将来のためを思って加入した保険ですが、その大半は・・・という内容です。

所感
  • 民間の保険がなぜダメなのかを実際のデータを織り交ぜつつわかりやすく書いてあった
  • これから保険を選ぶ指標になりそうな考え方も書いてあり、これからの保険選びにも役に立ちそう
  • 保険に限ったことではないが、中身のはっきりしないものにお金を払うのはやめよう。せめて自分で調べる努力は必要だと実感。

どんな保険が必要なのかは、各々の家庭・経済状況によって異なりますので、大事なのはその保険が本当に必要なのか、どんな状況で必要なのかを自分で考えることが大切なんだと思います。それは自分にしかわからないことです。ほかの人は関係ありません。

 

最後にこの本で特に印象に残った言葉を3つ紹介したいと思います

「保険とは、本来はめったに起きないが、一度起きてしまうと個人では負いきれない経済的リスクを、多数の人間に分散して支え合うというものです。」

保険の本質を説いた言葉です。この原則に該当する保険は少ない出資額で手厚い加護を受けられるコスパの良い保険ということになります。こういった保険を選んで加入したいですね。

「退職金を保険で運用する気もありません。銀行のひとのアドバイスを聞くつもりもないです。窓口のひとが簡単にお金をふやせる方法を知っているのなら、会社員をやっているはずがないですよね」

著者が相談を受けた保険会社の方の言葉です。読んでいる際「確かに!」と妙に納得してしまいました(笑)。

「65歳で会社をやめたとしても、その先まだ30年、40年も残っているのです。つまり本当の意味での『第二の人生』が始まろうとしているわけです。」

年々平均寿命が延びている現代社会を生きる上で直面する現実ですね。私が65歳になる頃にはさらに伸びていそうですね・・・。そもそも65歳で会社をやめられるのでしょうかね・・・?

以上になります。毎月の保険料も数年、十数年分となるとかなりの金額になります。不要な保険にお金はなるべくかけたくありませんね。